毎日暑い日が続いております。
北海道生まれの私としては梅雨から夏にかけてのこの時期が一番辛いのです。
更に、ここ数ヶ月は精神的にも体力的にも辛い事や悲しい事が続いてしまい、心がぽっきり折れそうだったので急遽取れた1日半の休みで信州に行って参りました。
小旅行の目的は2つ。
1つは自然の音以外に何も聞こえない、緑に囲まれた中でつかの間ゆっくりする事。
そしてもう1つはホタルを見る事でした。
この2つの目的を東京から1日半で叶えてくれる場所、それが長野県でした。
目に飛び込んで来るのは森と山が作り出す色々な緑と空の青。
耳に入ってくるのは鳥のさえずりと虫の声、時折風が木々を撫でる音しか聞こえない、まさに理想通りの場所でした。
数時間前の不快指数1000%が嘘のような気温25℃の別世界!
夜のメインイベント、ホタル鑑賞は青木湖という湖底がくっきり見えるくらい美しい湖を自分たちでボートを漕いでホタルを探していくツアーです。
夜の湖は少し怖いようでしたが、ホタルはその儚い光を私たちに見せてくれました。
幻想的でおとぎ話の中に入り込んでしまった様な、心が洗われる素敵な体験でした。
『自然の力には勝てない』と言いますが、自然が作り出す風景、音、空気のにおいが人間に、特に心が疲弊している人間に対してこんなにもやさしく癒してくれる力はなんて大きいんだろう、という事を教えてもらいました。
もちろん信州そばも美味しくいただきました。
本当につかの間であった事が悔やまれる場所でしたが、すっかり心が浄化されたので暑さや諸々厳しい東京で再び張り切っていきたいです。
長野県茅野市にて
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