top of page
執筆者の写真ESI PIANO STUDIO

今年の発表会は。。。

7月を待たず、覚悟していた梅雨があっけなく開けてしまいました。

真っ青な空と輝く緑がキレイだなぁと思う一方、ここまで雨が少ないと最近ご無沙汰しているいつものダムの水位が少し心配になります。

さて、本年度のピアノ発表会への生徒さんの出演のご意向が集まりましたが、そんな中で心がホッコリするお話がありました。

今回は年齢層の幅がグンと広がります。

最年少は年中さんのK君とAちゃん。

Aちゃんは愛くるしい姿から想像できないような大きな度胸をお持ちの女の子で、今年入会されたばかりにも関わらずソロで出演するという意向で私を驚かせてくれました。

K君はまだ3歳だった2年前、とても小さな小さな男の子でしたがSa.c.の勉強会を最後まで大人しく聴いていてくれた事が印象的でした。

ESI PIANO STUDIOの生徒さんとなった現在、一生懸命にピアノに取り組んでいます。

几帳面で注意深い彼なので当初は私とのアンサンブルでの出演を希望していましたが、ソロで出演するAちゃんの様な未就学の生徒さんに関しては私も一緒にステージに上がり、少し後ろで見守る事を考えている旨を伝えると、少し考えた彼は「先生が近くに座っていてくれるなら、僕も1人で出る」とお母様に訴えたとの事。

私がただ後ろに控えているだけで、安心して1人でも演奏できる!という気持ちになってくれた事を思うと、とても愛しい気持ちになりました。

彼らの1歳上のR君もソロで出演するとの事で、今からステージに立派に立つ彼らの姿を想像しながらの曲探しはあれこれと大いに悩みながらも楽しい作業になりそうです。

少し大きい生徒さんは既に曲も決めて譜読みから取り組み始めております。

更に申し上げるとSa.c.の生徒さんは半年以上前から一年近くの時間をかけてステージに上がる方がほとんどです。

可愛いだけではない、小さな体から湧き上がってくる音はどんなだろう、長期間自分の限界との戦いを続けてきた結果の演奏はどんなだろうと、とてもヴァリエーションに富んだ内容になりそうです。

と同時に、私も一緒に戦って行く決意を改めて感じました。

皆様も乞うご期待でございます。



東京都墨田区にて


Today's BGM

Monti Csárdás

Zoltán Mága (Vl) / Budapest Gipsy Band




最新記事

すべて表示

共に成長していきたい作品たち

2024年が明けました。 元旦早々大変なニュースが飛び込んできたという幕開けです。 能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 生徒様、ここにいらっしゃる皆様の中でも辛く悲しい思いをされている方...

댓글


bottom of page