ちょうど1週間前になりますが演奏会を無事終える事ができました。
まずは沢山のお客様にご来場頂きました事を心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
もっと早くにブログでご報告したかったのですが、体力的な問題と残務作業などに追われて気づけばもう1週間も経過してしまいました。
この演奏会は私1人で成し遂げたものではございません。
まずは今回のステージマネージャーから影アナ、レセプションの作業、お客様への配慮、また本番当日直前まで沢山の人に告知をして下さった、まえだやえこピアノ教室の前田弥生子先生。
弥生子先生の存在なくしては成り立つものではございませんでした。
時効なので申し上げますが、これまでどんなにさらっても体のどこも壊す事のなかった私が今回は本番2ヶ月前になってストレートネックに苦しみました。
生徒の発表会との掛け持ちだけでも限界であったところ、毎日の通院が更に加わって頭がおかしくなりそうな時にメールや電話、時に心のこもった手料理で常に励まし続けてくれました。
本番当日も客席には敵など1人もいないはずなのに、やはり舞台は恐ろしく、出ハケの度に「もういやだ!これ以上弾きたくない!」と駄々をこねる私を「美千香はどれだけの時間をさらってきたの?絶対大丈夫!さぁ行っておいで!」と1曲毎に舞台に送り出すという、お守りをしてくれながら、細心の注意を払って滞りない演奏会の進行に尽力して下さいました。
本当にありがとうございました。
またレセプションの作業と、開演中に客席での万が一のハプニングに備えて動いて下さった生徒さんのEさんと義従姉妹のHさん、そして夫。
このお3人がいてくれたお陰で私は演奏する事だけに集中できました。
本当にありがとうございました。
そして師走目前の忙しい中、お時間の都合をつけて会場に駆けつけて下さった沢山のお客様。
それは古くからの友人であったり、元同僚や上司であったり、普段の生活のあらゆる面で私を支えて下さっている方々であったり、私の何かが心に残って下さってお越しいただいた見ず知らずの方々であったり、そして大切な生徒たちであったり。
皆様とあの時間を共有できた事はこの上ない幸せでございました。
本当にありがとうございました。
終わって少々燃え尽きた感がありますが、そんな今、心にある思いが2つあります。
1つはやはり音楽は一生学ぶもの、学ばねばならない事が途方もなくあるなぁという気が遠くなるような、それでいて「じゃあどこから手をつけて行こうか」というワクワクする思い。
そしてもう1つはとても辛く、厳しく、時に痛みを伴いながらも、やはりピアノは私にこんなにも大きな幸せをもたらしてくれるのだという感謝の思いです。
本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
東京都墨田区にて
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