すっかり暖かくなり、外の空気も春のにおいです。
ESI PIANO STUDIO に通ってくる子供たちの上着もモコモコしたものから軽いものに変わってきました。
隅田川の桜も満開です。
ここ数日は朝から晩までお花見を楽しんでいる人たちの楽しそうな様子が伝わってきます。
さて、春は出会いと別れの季節と言われております。
幼稚園から小学校に上がったり、社会人として大人の世界へ飛び立ったりします。
別れは悲しいけど、新たな人や新たなものに私も出会ってみたい!と先週、今日と立て続けにセミナーに参加しました。
先週は『理想が実現できるピアノ教室作り』のセミナーで台東スカイツリーステーション代表の大友ちひろ先生をはじめ、多くの先輩先生方と有意義な討論を交える事ができ、貴重なお話をたくさん伺う事ができました。
そして今日は『音楽教室ホームページの活用セミナー』で FineAllies 株式会社社長さんの後藤英夫さんからとてもありがたいヒントをたくさんいただきました。
2つのセミナーを受講して痛烈に感じた事が2つあります。
その11つは成功している人はブレない強靭な理想や哲学を心の芯に持っていながら、一方で相手を思いやるやさしさ、相手を敬える事ができる柔軟な心をもつ人だという事です。
そんな人は本当にキラキラ眩しいんです。
この硬・柔の相反する、でも人間にとってかなり大切なものをずっと持ち続けていたいと私も常に思っておりますが、持続するのはなかなか難しいのです。
何故なら想像力が豊かで心が柔軟でなければいけないからで、空回り系で融通が利きづらい性格の私は、時々心身ともにポッキリいってしまうからです。
もう1つは長らくピアノの世界に身を置いていると、感情的、心情的に物事を捉え自分の中で消化し音で表現していく、というのが通常ですので、理論的に表現してきちんと言葉にして伝える事がビックリするくらい下手くそです。 『なんとなく好き』『なんか変だ』『自分に合う』こういう言葉を演奏を聴いてよく口にしたり、言われたりしました。
レッスンでも言葉が出てこなくて『そうじゃなくて、こうだよ』と言葉ではなくピアノで伝えようとするところ、本当に情けなく皆さんに申し訳ないです。
当座の課題は『言葉にしていく!』これで決定です。
新しい出会いと新しい発見に今やヤル気満々です。
何かとウキウキしてしまう季節ですが、不順な天候に負けず春の新しい出会いを見逃さず、大切にしていきたいと思っております。
東京都墨田区にて
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