台風や突然の夏日などをはさみながら本格的な秋となりました。 「生きてる?!」とのお声をチラホラ頂く事が増え(笑)、かなり長い事ブログを更新していなかった事から今日は逃げずに近況を報告させて頂こうと思います。 一昨日はこっそりとひとりリハを敢行しました。 生徒さんのRさんからの情報で江東区のティアラこうとう大ホールで「お一人さまコンサート」というものを行なっている事を知りました。 1228席のキャパのホールを2時間4000円(Steinway D-274込!!)で独り占めできるという夢の様な事業を展開されています。 この様な大きなホールで弾く機会は滅多にないと思いますので、本番前のリハーサルや、ただSteinwayに触りたい!もしくはただたたピアニスト気分に浸りたい!などでご利用されてはいかがでしょうか。 原則月に2日間の開催だそうなのでタイミングが合えば幸運です。 早速利用させて頂いて。。。 まず残響時間の長さ! お話によると2.2秒だそうです。 ホールの一番上に座るお客様にはどう聴こえるのだろう?のイマジネーションを発動する事は最後まで出来ずに終わりました。 後半はただ美しい響きを味わいたいという思いだけが残り、2時間はあっという間に終わりました。 本番まで50日を切った今でも課題は星の数ほどあります。 毎日が「このまま行けばきっと大丈夫!」の瞬間と「ムリ!絶対間に合わない!」の瞬間が繰り返し交互に現れます。 きっと直前までこんな状況です。 当日お越し頂くお客様ひとりひとりの心に何かしらの熱情と感傷を届けられるように、舞台に上がる直前まで曲に対して真摯に、謙虚に向き合うのみです。 そして今日はESI’s Petit Concert当日にお世話になるホールの担当スタッフさん、照明担当さんとの打ち合わせを行いました。
前出の「ティアラこうとう」もそうですが、お隣の江東区は文化的施設の水準とそれに携わるスタッフさんの意識が高い印象があります。
それに引き換え墨田区は。。。と思う事が多いのです(ご批判覚悟で批判です)。
打ち合わせの時点でモヤモヤが沸き上がって来る事が多いのですが、今年は大丈夫です!
今回のホールスタッフさんは出演者皆さんの演奏を素敵にサポートしてくれるであろう事が今日わかりました。
こちらは20日あまりのカウントダウンとなります。 演奏曲を早々にまとめ上げ、更にもう1曲演奏する事にチャレンジしている生徒さん。 あえて難曲にチャレンジして毎日苦しみながらも毎週確実に成長を続けている生徒さん。 ピアノに向かう事が難しい中、時間を見つけて練習を積み重ねている生徒さん。
第4回目となるのESI’s Petit Concertは面白いプログラムになりそうです。 今年は私個人的な都合でひと月の間に大きなイベントが重なるので混乱しがちですが、ひとつひとつ落ち着いて、丁寧にこなしていきたいと思います。
最後に中学の同級生からの言葉。 今の私には折に触れて思い起こしたい言葉です。 「命削ってもやりたい事が有る、そしてそれをやれる環境に居るなんて幸せ。」
東京都墨田区にて
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