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my story with piano Ⅱ

自分の中の

ピアノ

パーセンテージ

                        

微妙だったバレエは止めてしまいましたが

ピアノは飽きっぽい性格にも関わらず

続けておりました。

 

友達のおうちで遊んでいても

そのお宅にピアノがあれば

『ピアノ遊び』が始まります。

友達に「これ弾いて!」と言われ

弾いて喜んでもらったり、

友達のお母様に

「みーちゃんはピアノが上手ね。」と

褒められたりする事が何より嬉しかったのです。

 

小学校6年生のある日

父から話があると呼ばれました。

また何を叱られるのかと思いきや

「おまえはピアノをどれくらい

続けていくつもりなんだい?」

と突然の質問。

自分の実力を超越して

弾いてみたい曲が山ほどあり

当分ピアノをやめたくなかったので

「ずっとやりたい!!」

と答えました。

 

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その年の誕生日、学校から帰ってくると

グランドピアノが私を待っていました。

ビックリしたのと同時に覚悟のようなものが

心の中に湧き上がってきました。

私の相棒だった楽器はオルガンから

アップライトピアノに変わって

まだ数年しか経っていなかったのです。

グランドピアノは高価なものだという事は

よく理解しておりました。

高いお買い物を決意してくれた

両親の気持ちを考えると

ピアノに対しては中途半端な事は

絶対にしてはいけないと

子供ながらに思った事を覚えています。

 

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