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my story with piano Ⅲ
音楽の
計り知れない
奥深さ
いわゆるピアノ漬けの世界に足を踏み入れたのは
高校進学がきっかけでした。
とても行きたかった高校の受験に失敗し
音楽コースのある高校に入学する事になりました。
授業にピアノ実技はもちろん、ソルフェージュ
聴音、音楽理論などのカリキュラムがあります。
それまで地元の中学校で
『ピアノが一番上手な子』
で通っていた、そんな女の子たちが
ひとつのクラスに集まったわけです。
一番入りたかった学校ではなかったけれど
入学してみるととびきり楽しく
とびきり刺激的でした。
そんな中でもやはりどうしても
『遊んで』みたくなる。。。
クラスの子とバンドを組んで
ドラムとベースに夢中になり
なぜか校長室に親と共に呼び出されたり
クラシックのみならず
ROCK〜JAZZ〜SOUL〜FUNKなどの
別ジャンルの音楽に興味を持つようになったり。
学校の練習室ではHanon、Czernyはさておき
JAZZの楽譜をお小遣いで買って
先生の目(耳?)を盗んで
コードネームや即興演奏の勉強をしたり
楽譜のないものは耳コピして
五線紙に起こしたりと
そんな事ばかりしていました。
とは言え、
ピアノの実技試験では1番でいられない事は
負けず嫌いの性格が許しません。
『ピアノ漬け』と言うと
とてもマジメな印象ですが
実際は練習始めにレッスンの宿題や
中間・期末試験の曲の練習後
ご褒美で好きに弾くというのが実態で
放課後のほとんどを
ピアノと過ごしていましたが
やはり勉強や練習という意識ではなく
『遊び』がほとんど。
色々なジャンルの音楽を
スポンジが水をグングン吸い込むように
自分の中に取り込んでいた時期でした。
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