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  • 執筆者の写真ESI PIANO STUDIO

my turn has come

もう一昨日のお話になってしまいますがESI PIANO STUDIO第4回ピアノ発表会ESI’s Petit Concert vol.4が無事終わりました。

もっと早くにブログにあげたかったのですが、諸事情でパソコンを使う事ができず、今日のご報告となりました。

第1回目よりずっとずっと念願であったすみだトリフォニーホールでの開催。

今回のピアノSteinway D274はハンブルクでのオーバーホールから帰ってきて6ヶ月経過という素晴らしいコンディションのもので、全出演者の演奏を最高の音で響かせてくれました。

また皆さんの目には直接触れる機会はほとんどございませんでしたが、最高の舞台を演出する為には欠かせない多くの舞台スタッフさんの陰での働きが私たちのプログラムの進行をサポートして下さいました。

そして、入場者、出演者全員の安全を守って下さったレセプションスタッフのお母様方。

舞台スタッフとして小さなピアニストたちの足台設置と影アナをかって出てくれた生徒さんたち。

そして第1回目よりESI PIANO STUDIOの生徒さんたちの成長を我が事の様に見守ってくれる前田弥生子先生。

こうした多くの方々の大きな愛とサポートがあってこそ、20名のピアニストたちは本来の実力を発揮する事ができました。

私も「みんなで力を合わせて作り上げる」という幸せを感じながらの流れでした。

今回ずっと心が痛かったのが一切の追加レッスンをお断りしてしまった事。

私自身が「大丈夫かな」の気持ちに押し潰されそうになって、結局はもう一度聴かせて貰えば良かったなと思い悩みながら当日を迎える事となってしまいましたが、出演者の皆さんの底力は私の思いを見事に裏切ってくれました。

自分の演奏する曲をどんな風に表現したいか、その為にはどんな練習をしなければならないか、どれだけ真剣に曲と向き合って考え、想像し、練習して来た事か、痛いほどわかる演奏の連続。

一人一人の演奏を聴きながら過去と未来の姿を思い浮かべておりました。

初めて私にピアノを聴かせてくれた姿を。

発表会前より一回り成長した来週の姿を。

そして1年後、3年後、10年後の姿を。

そう考えると何て有難い瞬間に立ち会わせてもらえてるのだろう、と大きな感動に包まれました。

印刷したプログラムが足りるか不安になるくらい、今回は多くの方々にご入場頂く事ができました。

ありがとうございました。

共に素敵な舞台を作って下さった全スタッフの皆さん、ありがとうございました。

そして素敵な演奏をしてくれた20名の出演者の皆さん、ありがとうございました。

全ての方々に心より感謝申し上げます。

さぁ、今度は私の番。

私に沸き起こった様な感動がお客様の心にも湧き上がってもらえるでしょうか。

東京都墨田区にて

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